医療ダイエットの脂肪融解注射、脂肪冷却、
医療EMSとは?特徴や費用相場についても解説

医療ダイエットの効果と各施術の費用と副作用

医療ダイエットは方法によって効果と副作用が異なります。

クリニックに通って治療するものもあれば、処方された薬を自宅で服用できるものもあるので、求める効果やライフスタイルに合わせて自分に合った施術を選びましょう。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、注射で脂肪を溶かし体外に排出できる痩身治療で、皮膚の上から麻酔を塗ったあとに細い針で気になる部分に薬剤を投入します。

部分的に脂肪を除去したい方におすすめの施術で、顔への治療も可能なので、細かい部分の脂肪が気になるという方が利用しています。

脂肪溶解注射は種類が非常に多く、主流なのはBNLS注射(別名「小顔注射」)と呼ばれる治療方法です。


脂肪溶解注射の主流5種類



脂肪溶解注射の副作用

デオキシコール酸は脂肪に入ることで脂肪細胞の脂肪膜を破壊し、半永久的な効果が期待できますが、含有量が多いほど副作用として腫れや痛みも強くなるので注意が必要です。

脂肪冷却

脂肪冷却は、体内の脂肪を凍らせて脂肪細胞を破壊する治療です。通常水は0度で凍り始めますが、脂肪は4度で凍り始めるので氷点が異なります。

この仕組みを利用して、体の主成分である水を温存しながら脂肪が凍る温度で皮膚を冷却し、脂肪細胞を破壊して老廃物として排出させます。

脂肪細胞を小さくするのではなく、脂肪細胞そのものを破壊するので治療後にリバウンドしにくいという特徴があります。



脂肪冷却の主な機器2種類



脂肪冷却は皮膚を切らない治療法のため、体への負担が少なく、ダウンタイムがほぼありません。 脂肪が多い部位の治療は、施術回数を重ねることがおすすめです。



脂肪冷却の副作用

施術後に患部の赤み、内出血、腫れ、鈍痛などが起きる場合があります。副作用には個人差があり、時間が経つにつれて症状はおさまります。

医療EMS(脂肪燃焼・筋肉増強)

医療EMSは、電気的な刺激を筋肉に与えて強制的に収縮させて筋力アップを図る治療です。 自然と筋肉の活性化を促し、運動したときと同等の効果が得られるマシンです。

体外から高周波の電気を流し、強制的に筋肉を動かすので、運動しないで基礎代謝を上げたい、脂肪を燃焼させたいという方に向いています。

施術中にビリビリした感じや、くすぐったさを感じることもありますが、徐々に慣れていきます。 お腹周りにシートを貼り付けて30分間寝ているだけなので、簡単に筋肉を鍛えられるのが特徴です。



医療EMSの副作用

筋肉痛や筋肉疲労が起こる可能性はありますが、それ以外に副作用はほぼなく、手軽に行える医療ダイエットです。



医療ダイエットで無理なく理想の体型へ!

医療ダイエットは、医療の技術でリバウンドしにくく効率的に理想の体を手に入れるダイエット手法。

さまざまな施術方法が存在しますが、自分がどの医療ダイエットの施術を受けるべきかわからないという方は、 まずはカウンセリングで現状を把握し適切な施術方法を医師と相談することがスタートです。

自分のダイエットに対する目的をはっきりさせ、目的に合った医療ダイエットを行うようにしましょう。